今日の四万十市の朝の気温は13℃。

そこそこの気温だったのに、なんだか今日は肌寒かったです。

朝から降っていた雨は昼過ぎに止みました。

気温はさほど上がらず、最高気温は19℃。

もうこたつもしまわないとな、と思っていたらこういう涼しい日がやってきて、だらだらとしまえずにいます。

もう5月なのに。

季節感はないですが、もう少しこたつの暖かさに甘えたいと思います。




さて、先日のTシャツアート展で手に入れた、黒潮町缶詰製作所の缶詰。

開けて食べてみました。


買ったのはこちらの3つ。


黒潮オイルのごろっとカツオ

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土佐はちきん地鶏ゆず塩仕立て
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黒糖の濃厚和ショコラ
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まずは、黒潮オイルのごろっとカツオから。
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開けるとこんな感じ。
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鰹がぎっしり詰まってます。


お皿に出してみました。
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すでにおいしそうですよね。


大きめにカットしたカツオに、素材のうまみを引き出す黒潮町産天日塩を加え、数種類のハーブとブラックペッパーに、柚子で香りづけした特製オリジナルオイルで漬け込んだ、素材の味か味わえる缶詰です。
黒潮町缶詰製作所 商品リスト 商品コメントより



食べてみると、ほのかにレモンの風味。

柚子が入っているようでしたが、私にはゆずというよりはレモンの風味に感じられました。

しっかり味がついていて、ちょっとしたイタリアンがフレンチの前菜に出て来そうな感じでした。

冷たいままでも温めてもほとんど変わらない美味しさ。

サラダなんかに混ぜたら、ちょっと高級なサラダになりそうです。



次に、土佐はちきん地鶏ゆず塩仕立て
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こちらは開けるとこんな感じ。
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トリのコラーゲンたっぷりで固まってます、と思ったらゼリーの素(寒天)入ってました。

コラーゲンも出ているとは思います。


缶から出してもこの通り。
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ちょっとほぐして温めてみました。
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缶詰とは思えないこの見た目。


土佐のはちきん地鶏のもも肉を。高知産のゆずこしょうを効かせて焼き鳥風に仕上げました。
あっさりとした味付けでありながら、身の存在感があるので、鶏肉のうまみを感じられます。
黒潮町缶詰製作所 商品リスト 商品コメントより



食べてみると、缶詰のお肉らしく、ほろほろと崩れます。

そしてとってもおいしい。

ほんのりゆずこしょうの風味があり、塩味もしっかり効いていました。

こちらも冷たくてもおいしく、温めるとまたほわっとなっておいしかったです。

これだけでご飯がどんどん進みそう。

お酒にも合いそうですよ。




最後に、デザート缶の黒糖の濃厚和ショコラ
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開けるとこんな感じ。
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光ってしまってわかりにくいですね。

缶から出してみました。
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プリンみたいにつるんと出るかなと思いきや、そこまで固まってなくて、スプーンでほじくりだしたので、ちょっと見た目がアレですが、ご容赦ください。


こしあんと黒糖とカカオを練りこみ、ようかん風に仕上げました。
和と洋が一度に味わえる一品です。
濃厚なカカオの風味をご堪能ください。
黒潮町缶詰製作所 商品リスト 商品コメントより


舌触りはあんこで味はチョコレート。

和菓子を食べているような感じはするのに、味はチョコレートという不思議な感じがします。

何か食べたことがあるような気がするのに思い出せない、そんな感じの味です。

下の娘いわく、「おいしいチョコレートだけどちょっと大人の味」だそうです。

上の娘はさすがで、「あんこみたいやけど、味はチョコレート」と的確なコメントでした。

あんこもチョコレートも好きな上の娘には、大変好評でした。


けっこう濃厚なので、一缶全部一人で食べるには少し重いかもしれません。

ホイップクリームなんかとも合いそうだし、パンケーキに挟んだら、チョコレート味のどら焼きになりそう。

缶詰のデザートってなかなかないので、面白いなと思いました。





どれもこだわりの材料と調理法にも吟味を重ねて、こだわりの味になってました。

最近のグルメ缶は、缶詰感が無くてとってもおいしいですね。

庶民の私には全部の味を試すことはなかなかできないのですが、そのままで酒の肴や一品料理になるようなものばかりだと思います。

味がしっかりしているので、料理上手な方ならアレンジもいろいろ出来そうです。

HPでも何個かアレンジレシピが紹介されてます。



防災意識の高い黒潮町ならではな缶詰製作所。

非常食として便利な缶詰。

全部をこのグルメ缶にすることは難しくても、お手頃な缶詰の中に何種類かあれば、いざ災害が起きた時、少しだけ贅沢をできると思います。

お手頃な缶詰も最近はおいしくなってますけどね。

食べることは生きること。

大変なことが起こっても、生きていればいいこともいつかはあるだろうし、おなかがいっぱいになれば生きる元気も出てきます。

大変な時こそ、おいしい食べ物は力になると思っているので、いざというときでもおいしいものが食べられるように、少しずつ準備しておきたいですね。